サポジラ(チューインガムノキ)
6月 13, 2009
サポジラは、熱帯域に分布する常緑高木。
和名をチューンガムノキといいます。
原産は熱帯アメリカやメキシコ周辺ですが、スペインによる植民地化に伴いフィリピンに移入され広まったそうです。
耐風性のある樹皮に、チクルと呼ばれる白く粘り気のあるラテックスが多く含まれ、それがチューインガムの原料になります。
果実は写真にも写っていますが、直径4~8cmほどで、見た目は丸いじゃがいも。
味は非常に甘く、食感は梨のようにシャリシャリ感があります。
ただ、完熟していないと硬く、苦みがあるようですので、表面にしわができるくらい熟させないと甘いとは感じにくいようです。
日本国内では沖縄などの一部で栽培されていて、普通に道端で見かけるようなことはないです。