E3燃料専用給油所 in 宮古島
6月 11, 2009
地球温暖化対策で、石油の代替燃料としてサトウキビが注目されていました。
実際、環境省と「りゅうせき」(石油会社)がE3事業を行っており、サトウキビが島の大部分を占める宮古島市が協力しているそうです。
写真の給油所は「E3燃料専用給油所」という看板があり、一見しただけでも普通の給油所と違うことが分かります。
「E3」とは、サトウキビの廃棄物から「バイオエタノール」を製造し、ガソリンに3%混合した新しい燃料のこと。
温暖化対策として有望な燃料ですが、一方で石油連盟が、「ガソリンとの混合の過程で、水などの不純物が混入したりして、エンジンそのものや排ガスの環境への影響が懸念される」ことや製造物責任の問題などの理由で、E3に混入するガソリンの供給を拒否。
前途洋洋とはいかないようです。