イワサキクサゼミ
5月 4, 2009
GW真っ只中、沖縄は暑い陽射しが続いています。
宮古島では、国内最小のセミ、イワサキクサゼミの鳴き声があちらこちらで聞こえてきます。
毎年、3月~4月頃から鳴き始めるのが、今年は平年よりも暖かく、1月頃から鳴いているそうです。
イワサキクサゼミの体長は約2センチ。全身黒で金色の微毛。腹部はオレンジ色。翅の脈は緑または黄緑。
沖縄本島、宮古島、八重山諸島に分布していて、「クサゼミ」という名の通り、ススキ、サトウキビなどの葉にとまり葉脈から汁を吸います。
サトウキビの害虫として知られているようです。
樹木ではなく、草むらなどで、盛んに高い声で「ジー」と鳴くので、「セミ」だと気づきにくいです。