クサトベラ
5月 2, 2009
クサトベラは、海岸・河川岸などでよく見ることができます。
世界中の熱帯、亜熱帯地域で400種類あまりが自生。オーストラリアやポリネシアに多く、日本では小笠原諸島、沖縄など。
名前に「草」とありますが、常緑低木で、高さ 3 メートルくらいになることもあるようです。
葉はヘラのような形をしていて、わりと大きめ。10センチ~16センチほどにもなります。
クチクラ層(表皮の外側を覆う透明な膜)があり、そのおかげで塩に強く、海岸や河川岸でも自生することができるのです。
3月~10月にかけて、枝先に輪になっている葉の中心に、白い花を咲かせます。
花は葉に比べて小さめ。直径2センチほどが5~6個。