今日は「さんしんの日」
3月 4, 2009
沖縄の伝統楽器「さんしん」は、別名「蛇皮線(じゃびせん)」とも呼ばれていて、張ってある皮はニシキヘビの皮です。
日本には生息しないニシキヘビですが、琉球王朝時代にアジアとの交易によって輸入されていたようです。
1993年、元アナウンサーが提唱したのをきっかけに「さんしんの日」ができました。以来、毎年3月4日になると沖縄県内各地で一斉に、時報の音に合わせ、沖縄の代表的な祝いの曲「かぎやで風」を奏でます。
メイン会場の読谷村立文化センターでは、正午から午後8時までの毎正時(計9回)に「かぎやで風」を演奏するほか、古典・民謡の演奏や琉球舞踊などが300人以上の演者によって披露されます。
ラジオでもこの模様が公開生放送されており、メイン会場に行けなくても参加できることが魅力の一つかもしれません。
ちなみに写真は模型です。