白梅の塔
3月 1, 2009
「ひめゆりの塔」が観光名所として有名ですが、沖縄南部にはたくさんの慰霊塔があります。
そのうちの一つが「白梅の塔」。
沖縄県立第二高等女学校の4年生で編成された、白梅学徒看護隊は、東風平町富盛の八重瀬岳にあった第一野戦病院にて看護に専念しました。
解散後、戦火の下に離れ離れになった学徒隊でしたが、一部の人たちは再びこの地に合流。
その際に米軍からの猛攻撃を受け、無念の最期を遂げたといわれています。
昭和22年1月、白梅隊員及び教職員、同窓生の鎮魂と、世界恒久平和を祈念して建立されました。
写真はその白梅の塔と、学徒隊の名前が刻印された石、そしてお供え物です。同じ敷地内に、学徒隊が自決した壕がありました。