今日午前8時過ぎ、沖縄県南部にある糸満市・小波蔵で不発弾が突然爆発しました。

現場は開通していない市道で、水道工事を行うため掘削作業をしていた男性が大けが。

重機で土中に埋まっていた不発弾に触れたため、爆発した可能性が大きいとみられています。

50m離れた場所には老人ホームの入所者たちが食事中。雷が落ちたような大きな音とともに窓ガラス104枚が割れ、1人の男性が飛び散ったガラスで裂傷したそうです。

けが人は他に報告されていませんが、付近の住宅が爆風で揺れ、寺でも窓ガラスが割れ、衝撃の大きさを物語っています。

過去にも不発弾爆発による死傷者が出ており、未だに戦争の跡が残されている沖縄県内で県民は不安な生活を送っているのです。

(参考記事:琉球新報)