インドゴムノキ

9月 7, 2008

その名の通り、ゴムを作る樹液が採取できる木です。

単にゴムノキと言ったときに、産業的には天然弾性ゴムの原料として重要なパラゴムノキを意味することが多いですが、家庭では、育てやすい観葉植物として広く流通しているインドゴムノキを指すことが多いようです。

花屋さんやホームセンターではインドゴムノキの鉢植えも見かけることができます。

インド、マレー半島など熱帯アジアが原産。常緑高木で、自生のものは高さ30mにもなります。

枝が見えないほどに大きくて分厚い葉をぎっしりつけています。

ゴム採取のため植林されたゴムの木は、約5年~10年で乳液を出し始めます。

そのあとおよそ25~30年でその樹の生産を全うし、 林地更新のために伐採されるそうです。

ゴムノキの利用は樹液だけでなく、木材としても「固すぎず柔らかすぎない」性質のため、素材度◎。

観葉植物として育てる際は、ハダニやカイガラムシなどの病害虫に注意する必要があります。