どの車にもついているナンバープレート。
沖縄では、ひらがなの部分が「Y」となっている車をよく見かけます。
知っている人も多いかもしれませんが、Yナンバーは米軍関係の車ということを示しています。
他にもE (本国から持ち込まれた車)、A (オートバイ・軽自動車)などのアルファベットが書かれています。
このYナンバーが、沖縄では米軍関係の問題のひとつ。
車庫証明なしで自動車登録されていることから、もしYナンバーと事故に遭った時は保障が受けられないこともあり、特に気をつけなければいけないという意識が沖縄県民にはあります。
車庫証明無しの自動車はおよそ27000台もあるそうです。
SACO(日米特別行動委員会)合意において、「Yナンバー」の廃止が合意されていますが、いまだに実行されていないのが現実のようです。
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勝ちゃん |
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熱帯植物園は、宮古空港から車で約10分、宮古島市の平良東仲宗根添にあり、県内最大の熱帯植物園とも言われています。
昭和41年、「林地の高度利用と市民保健の憩いの場」
「熱帯植物の学術研究並みに児童教育の教材」の目的
のため、公園計画がなされました。
それから現在に至るまで、本土、ハワイ、台湾、東南アジアの各種植物園と提携し数多くの樹苗を導入し、さらに沖縄各島に原生する植物を集めて植栽。
現在約1,600種、約4,000本が生育してします。
熱帯系の植物がほとんどなので、夏はもちろん、冬でも緑の並木を楽しむことができます。
年中無休、入園は無料。自然を満喫しながらウォーキングするのにも最適です。
宮古 熱帯植物園の地図はこちら。
末吉(すえよし)公園は、那覇市首里にあり、緑がとても豊かな公園です。
モノレールも通っており、比較的街中にある公園ですが、入ってみれば日常を忘れさせてくれるような自然の癒しが待っています。
熱帯地域の特色ある植物や、野鳥のさえずり、川の流れる音が、とても街中にある公園とは思えません。
年中無休でいつでも誰でも入れる公園で、駐車場は30台ほどまで入ります。
午前9時から午後9時まで開園していますが、夜になると本当に真っ暗になるので、朝の涼しい時間や夕日が見える頃に行くのがいいかもしれません。
末吉公園の地図はこちら。
今日は9月18日、「くとぅば」のゴロ合わせで「島くとぅばの日」です。
「島くとぅば」とは、「沖縄の方言」という意味で、沖縄の方言を次世代に残していこうという、沖縄ならではの条例です。
平成18年3月に、実際に県議会により全会一致で可決されたもの。
「はいさい、ぐすーよーちゅーうがなびら」って、訳すとどういう挨拶かわかりますか?「こんにちは、皆さんいかがお過ごしですか」という意味です。
現在、方言が話せるのは50代後半以上の年輩者たち。下の世代に行くにつれて、「なんとなく分かる」「全く分からない」というように、方言が死滅しつつあります。
条例が布かれてまだまだ日は浅いですが、毎年「島くとぅばの日」には、子供たちがお年寄りと交流したり、方言講座などが開かれているようです。
現在、沖縄は台風13号の影響で雨風がとても強いです。
ただ、与那国島や石垣島に比べると沖縄本島はいたって
普通の雨風。
与那国、石垣は台風のスピードが非常に遅いため、
ほぼ1日中暴風域。
被害も相当なものらしいです。
今日は台風が台湾よりに進んだせいか、束の間の晴れ間が見えましたが、写真を見ても雲はやはり多いです。
その雲も、強風によってすごい勢いで流れていきます。
現在台風の進路はまだ定まっていませんが、沖縄本島にかかってくる可能性もあるようです。
ヒズシビーチは、阿嘉島の阿嘉集落の西側に位置し、あまり広いとはいえませんが、隠れ家的なビーチとなっています。
写真は近くの展望台から見た図で、海の透明度がここからでもよくわかります。
残念ながら珊瑚はほぼ壊滅してしまったようですが、
シュノーケリングをしているとクマノミなどの小さな魚を見つけることもあります。
岩場が多く、釣りをするのにも適しています。
遠浅で、干潮時には海水浴には向きません。トイレもシャワーもありませんが、ビーチが西向きであることから、サンセット目的で訪れる人もいるようです。
ヒズシビーチの地図はこちら。
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その名の通り、ゴムを作る樹液が採取できる木です。
単にゴムノキと言ったときに、産業的には天然弾性ゴムの原料として重要なパラゴムノキを意味することが多いですが、家庭では、育てやすい観葉植物として広く流通しているインドゴムノキを指すことが多いようです。
花屋さんやホームセンターではインドゴムノキの鉢植えも見かけることができます。
インド、マレー半島など熱帯アジアが原産。常緑高木で、自生のものは高さ30mにもなります。
枝が見えないほどに大きくて分厚い葉をぎっしりつけています。
ゴム採取のため植林されたゴムの木は、約5年~10年で乳液を出し始めます。
そのあとおよそ25~30年でその樹の生産を全うし、 林地更新のために伐採されるそうです。
ゴムノキの利用は樹液だけでなく、木材としても「固すぎず柔らかすぎない」性質のため、素材度◎。
観葉植物として育てる際は、ハダニやカイガラムシなどの病害虫に注意する必要があります。
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勝ちゃん |
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先日紹介した「今帰仁城跡の階段」の横に、昔、実際に使っていたと
される階段がありました。
階段というよりも石畳ですが、昔の人はここを草履で昇り降り
していたんでしょうね。
上まで行くと、ちゃんと「現在の階段」と同じ所、大庭(ウーミヤ)広場に
到着します。
ここは桜を楽しむどころか、横の木々の根が石畳の方まで伸びてきて
いるので下を向いて歩かないととても危険です。
体力に自信のある方、冒険好きな方は一度通ってみてはいかがでしょうか。その際には必ず運動靴を。
今帰仁城跡内にある、入り口から大庭(ウーミヤ)という広場へと続く
階段。
かなり長い階段で登りきった後は一息つくほど。
また、見た目ほど安定していないので足元をよく見て登らないと
つまづいてしまいそうです。
1月下旬頃から2月上旬には、階段の両脇に植えられているカンヒザクラが花を咲かせ、名所としても有名です。
桜が咲いていない時期でも、眼下に見える森が癒してくれます。
沖縄本島国頭郡今帰仁村にある今帰仁城跡は、別名、北山城といい、14世紀に琉球王国三山時代の三山の一つ・北山王の居城であったそうです。
北山は尚巴志に1416年(1422年説もある)に滅ぼされます。
その後も旧北山統治の要所として引き続き使用され、北山監守が派遣されました。
現在も石垣などの遺構の整備が進んでいます。足場が悪いところもあるので、城跡内を歩くときは足元に気をつけた方がいいでしょう。
今帰仁城跡として1972年(昭和47年)5月15日に国の史跡に指定され、カンヒザクラが咲く時期には、地元客だけでなく多くの観光客も訪れます。
城跡の周りは、写真で見てもわかるように亜熱帯の森となっています。遠くに海が見えることも人気の一つ。
観覧料は大人400円、高校生以下300円。
今帰仁城跡の地図はこちら。