宮古島市上野字宮国に、ドイツ文化村があるのはご存知でしょうか。

明治時代に、宮国の住民がドイツの難破船を救助したゆかりの地に建つテーマパークです。

1873年(明治6年)7月、ドイツの商船ロベルトソン号が航海中に台風に遭い、上野宮国沖合で座礁しているのを住民が発見しました。

宮古んちゅは一晩中たいまつの灯で乗組員を勇気づけ、荒れ狂う海に小舟を出して乗組員を救助、手厚く看護し、無事本国へ送り返しました。このことに感激したドイツ皇帝ウィルヘルム1世は3年後の1876年、村民の博愛精神を讃えるために「博愛記念碑」を建立したそうです。

その後、当時の上野村がテーマパーク建設を立案し、現在のドイツ文化村が1996年に完成オープン。

パーク内にはドイツの古城マルクスブルグ城を模した博愛記念館をメインに、レストランやお土産屋、宿泊施設があります。

うえのドイツ文化村の地図はこちら。