タコノキ

7月 24, 2008

沖縄の国道を車で走っていてもよくみかける植物。

アジアの熱帯、アフリカ、太平洋諸島、オーストラリアにまで広く分布している低木で約650種あります。

写真のタコノキは「オガサワラタコノキ」です。

どの種類にも共通しているのが、葉っぱはとがっていて、根元はごらんの通りタコの足のような形状になっていること。それが名前の由来にもなっています。

夏に開花し、サッカーボール状の実をつけ、熟すと食べられるそうです。

アダンにとてもよく似ていますが同じではありません。(同じタコノキ科ではあります)

アダンの葉は鋸歯(のこぎりの歯のようなギザギザ)が小さいなどの違いで見分けることができます。

また、アダンが枝を横に横に伸ばしていくのに比べ、タコノキは直立に近く、枝数が少ないことからも見分けることができるでしょう。

潮風に強く、海岸付近でよく見かけます。最低10℃ないと寒さに耐えられません。

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