沖縄のシーサーは通常、門にあるか、屋根の上にあるか、
昔はどちらかでした。
今ではお土産用に小さく可愛くなったり、カラフルだったり、
面白い顔をしているシーサーも数多く見かけますが、
写真のシーサーは赤瓦の屋根の上に乗っていて正に
「守り神」そのものです。
沖縄の青い空をバックに、凛々しく遠くを見つめています。
日に焼けても雨が降っても、家を守り続けるシーサーは沖縄の歴史を見てきたのかもしれません。
でもこうして見ていると屋根の上に乗った猫にも見えてきてしまいます。
アレカヤシは、沖縄で数多く生息するヤシの木の種類の一つ。
マダガスカル島が原産地で、高温多湿を好みます。
別名ヤマドリヤシ、コガネタケヤシともいいます。
名前の「アレカ」というのは、かつて本種がアレカ属に分類されていた時の名残りだそうです。現在はクリサリドカルプス属。
ヤシの仲間では葉っぱの数が最も多いとされ、噴水のようにきれいな弧を描きます。
竹のように節ができ、茎が真っ直ぐに伸びます。すっきりしたイメージの姿形が人気で、主に観葉植物として栽培されています。
写真のアレカヤシは、野外で7mほどにも伸びたものですが、一般的には40cm~2mのものが多く出回っています。
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勝ちゃん |
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美ら海水族館の中で、子供たちの楽しみの一つでもある「オキちゃんショー」。
野外にて、無料で楽しむことができます。
ショーの時間は決まっているので、水族館に入ったらパンフレットで確認した方が待ち時間も少なく済むかもしれません。
バンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカたちが日々練習したショーでほぼ毎日お客さんたちを楽しませています。
飼育員の笛の音が鳴ると、空中にあるボールに向かってジャンプしたり、カチャーシーを披露したり。
真夏の太陽の日差しの中、イルカたちは気持ち良さそうに泳いでいました。
イルカの運動能力や識別・学習能力について紹介してくれる「ラグーンショー」も、このスタンドの裏側でやっています。
時期や時間によって観察会も行われているので、子供たちの夏休みの自由研究にもいいかもしれません。
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勝ちゃん |
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ご存知、琉球ガラスで作られたグラスです。
冷たい麦茶なり、ビールなり、何を注いでも美味しそうに見えます。
これらの原材料はコーラやビールの空き瓶。沖縄は太平洋戦争の後、資源難のため、アメリカ軍基地で捨てられたコーラやビールの空き瓶を溶かして再生しました。それが琉球ガラスです。
現在はメーカーや工場も増え、それぞれが新たな技法や材料を使い、デザインも涼しげなものやシンプルなものになってきました。
琉球ガラス職人が「現代の名工」に選出されるなど、沖縄の伝統工芸、地域ブランドどして、地元人にも観光客にも人気です。
グラスの他にももちろんお皿だったり、一輪挿しだったり、種類はたくさんあります。
値段もお手頃なものもたくさんありますので、自分用、お土産用に選んでみてはいかがでしょうか。
沖縄の国道を車で走っていてもよくみかける植物。
アジアの熱帯、アフリカ、太平洋諸島、オーストラリアにまで広く分布している低木で約650種あります。
写真のタコノキは「オガサワラタコノキ」です。
どの種類にも共通しているのが、葉っぱはとがっていて、根元はごらんの通りタコの足のような形状になっていること。それが名前の由来にもなっています。
夏に開花し、サッカーボール状の実をつけ、熟すと食べられるそうです。
アダンにとてもよく似ていますが同じではありません。(同じタコノキ科ではあります)
アダンの葉は鋸歯(のこぎりの歯のようなギザギザ)が小さいなどの違いで見分けることができます。
また、アダンが枝を横に横に伸ばしていくのに比べ、タコノキは直立に近く、枝数が少ないことからも見分けることができるでしょう。
潮風に強く、海岸付近でよく見かけます。最低10℃ないと寒さに耐えられません。
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「かきのはなひーじゃー」と読みます。写真は垣花樋川へ続く坂道から見えた海。
樋川は子供たちが水遊びをしている左側から流れています。
垣花樋川は、南城市玉城字垣花にあり、環境省選定の名水100選の1つ。男(イキガ)川、女(イナグ)川の他に
馬浴(ウマアミシー)川があります。
車を降りて石畳の坂道を降りると、写真のような風景に出会えます。
かつては村の人々がここで水浴びをし、洗濯や野菜洗いをし、水を汲んで坂道を行き来していたようです。
ご覧の通り眺めがとてもきれいで、流れてくる水もきれいで冷たいので、休みの日には地元の人たちの憩いの場となっています。
南城市にはもう1つ、仲村渠樋川も有名です。
垣花樋川の地図はこちら。
琉球ガラスは、明治時代の太平洋戦争後、アメリカ軍の捨てたコーラやビールの空き瓶を溶かして再生したことが琉球ガラスの始まりだそうです。
昭和初期まで、ランプのホヤ、薬瓶、菓子瓶ハエ取り器などの生活必需品が主流でした。
琉球ガラスは手吹きで作られ、1つ1つ色や形が微妙に違います。
琉球ガラス村は、沖縄県内最大の琉球ガラステーマパークと言われ、工房はもちろん、ショッピングセンターなど施設も充実。年間3万個が作られています。
その工房を見学することもでき、タンク窯(写真中央)の熱気で汗ばむ中の職人さんたちの技法につい見とれてしまいます。
体験することもできますので、まさしく世界に1つだけのオリジナル作品を作ってみるのもいいでしょう。
年中無休の9時~18時まで。
琉球ガラス村の地図はこちら。
宮古島と来間島を結ぶ来間大橋を渡り、約10分かけて車を走らせると長崎浜に出ます。
看板や案内もあまり無く、見つけるのもちょっと困難。
長崎浜は来間島の南端にあり、駐車場スペースは一応あるものの、監視員も自動販売機も無いビーチ。
少々小さめのビーチですが、白い砂浜と青い海は健在で、穴場スポットとなっているようです。
砂場は写真を見てもわかるように、岩が混じっていて裸足ではちょっと危ないかもしれません。
周りには建物らしきものが見当たらないので、夜に満天の星空を見に来るのもアリ。
ただし、やはり真っ暗でなので足元に気をつける必要があります。
長崎浜(来間島)の地図はこちらから。
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今回は美ら海水族館のメインである、「黒潮の海」。
ジンベイザメを育成している世界最大級のアクリルガラスは人間と比べて見てもわかるように、とても大きなものです。人間が小さく見えます。
その中で泳いでいるジンベイザメ3匹もとても大きく、10~12mあるそうです。模様が夏着の甚平に似ていることからジンベエと名付けられたとされています。
沖縄名はミズサバ。大きな体をしている割にはおとなしい性格で、ダイバーが近づいても逃げようとしませんが、エサを食べる時には立ち泳ぎをしながら豪快に食べる様は有名です。
写真では確認することができませんが、この水槽にはエイやサメ、アジなどの仲間が数種類いて、中でもエイ類の最大種といわれるマンタ(オニイトマキエイ)が水族館のキャラクターにもなっています。
デイゴの木は、春から初夏にかけて咲く赤い花が有名です。
デイゴの花は沖縄の県花となっています。
写真は残念ながら花が咲いていない時期。
東南アジア原産のデイゴは、暖かい地方を好み、沖縄でよく見かけることができますが、同じ仲間でブラジル原産のアメリカデイゴやその雑種のサンゴシトウは比較的寒さに強く冬期霜が降りる地方でも育てられるそうです。
樹の高さは4m~15mで、どちらかといえば上よりも横に広がる傾向にあります。
公園や街路樹で栽培されることが多いのですが、根からも芽が出るので人家などではあまり植えられていません。
材は柔らかくて加工しやすいため、漆器材料として使われることも有名です。
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