宮古島市の平良港の近く(旧平良市南西)に、現在リゾート埋め立て地の工事真っ最中の場所があります。

トゥリバー地区と呼ばれ、埋め立てリゾート開発地区。2007年8月に宮古島市が、国の不動産投資会社「セキュアード・キャピタル・ジャパン」が100%出資する特定目的会社「SCG15」に40億円で売却する仮契約を結んだことから計画が始まったようです。

ビーチやマリーナの他にもリゾートホテル、コテージなどの建設が計画されており、宮古島の魅力をここに集結させるようです。

実はこの地区は、まだ平良市だった2000年に埋め立てが完了しましたが、41億円という高値に売却の見通しが立たず、しばらく空き地として放置されていたようです。

国の景気対策としたうちの一つ「単独事業の増加」に求められるまま埋め立て、「急ぎすぎた」との声もある中で、平良市は赤字回避へ向けて市町村合併をしたり単独の負担金や補助金も見直したりしました。

2008年8月に着工し同年11月に完成、2009年2月にオープンを予定しているそうです。市の財政好転に向けて、まだまだ始まったばかりなのです。

宮古島市トゥリバー地区の地図はこちら。