沖縄そば

4月 8, 2008

沖縄そばは、「そば」と呼ぶものの蕎麦粉は使用されず、小麦粉100%の麺でかんすい(鹹水)を用います。

麺は一般に太めで和風のだしを用いるので、日本そばとは全く違ったそばとなっています。

起源は琉球王朝時代、中国から伝わったとされていますが、当時は一般家庭で食べられていたわけではなく、宮廷料理とされていたようです。

今では沖縄各地にたくさんの「おきなわそば屋」があります。一般の食堂やファミレスなどでもメニューに載っていることが多く、沖縄を訪れたことがある人なら一度は口にしたことがあるという、身近な琉球料理の一つ。

「宮古そば」、「八重山そば」、「やんばるそば」など、麺やだし・具材が地域によって多少変わったり、また同じ沖縄本島内でも店ごとに独自の沖縄そばを提供しているところも多いです。

観光ガイドで特集記事が載っていたり、沖縄そば専門の小冊子もあるので、沖縄そば屋を巡り、自分のお気に入りの店を見つけてもいいかもしれません。