沖縄の至宝10人展

3月 30, 2008

現在、沖縄県内では10人が人間国宝に認定されています。

故金城次郎氏(琉球陶器)、玉那覇有公氏(紅型)、宮平初子氏(首里の織物)、故与那嶺貞氏(読谷山花織)、平良敏子氏(芭蕉布)、島袋正雄氏(琉球古典音楽)、照喜名朝一氏(琉球古典音楽)、故島袋光史氏(組踊音楽太鼓)、城間徳太郎氏(組踊音楽歌三線)、宮城能鳳氏(組踊立方)の10人です。

人間国宝が日々行う技の錬磨向上や伝承活動などを広く一般に

紹介し、1人でも多くの県民に伝統文化の素晴らしさを認識してもらう目的で開催されたもので、人間国宝10人の作品を一堂に集めての展示は初めてです。

展示場では3日間多くの人が沖縄コンベンションセンターを訪れ、最終日の今日、舞台劇場の入口は

開始1時間前から長蛇の列となりました。

沖縄には独特の文化と歴史があり、それぞれの分野で守り、維持し、技を極め、今日まで多くの作品を

残してきた10人の集大成は見る者をただ圧巻させるばかりでした。