宮古の製糖工場
3月 28, 2008
沖縄の特産物で有名なサトウキビ。
写真はサトウキビ畑に囲まれた宮古島の製糖工場。
毎年1月から3月はキビの収穫期で、普段人影の少ないキビ畑には忙しそうにキビを刈る農家の人の姿を見かけることができます。
工場での1日の処理量は1700トン。トラックいっぱいに積まれたサトウキビがあっという間に砂糖になっていきます。
収穫し、畑から運ばれてきたサトウキビは、最初にカッターで細かく刻まれたあと、圧搾機で4回絞られます。
サトウキビを搾ったあとの汁を煮詰めて砂糖の原料になる原料糖と呼ばれるものが製品として出荷。
製造の工程で発生する沈殿物なども、肥料や土壌改良剤として利用されているようで、すごいことにサトウキビは捨てるところが無いそうです。