現在、沖縄県内では10人が人間国宝に認定されています。
故金城次郎氏(琉球陶器)、玉那覇有公氏(紅型)、宮平初子氏(首里の織物)、故与那嶺貞氏(読谷山花織)、平良敏子氏(芭蕉布)、島袋正雄氏(琉球古典音楽)、照喜名朝一氏(琉球古典音楽)、故島袋光史氏(組踊音楽太鼓)、城間徳太郎氏(組踊音楽歌三線)、宮城能鳳氏(組踊立方)の10人です。
人間国宝が日々行う技の錬磨向上や伝承活動などを広く一般に
紹介し、1人でも多くの県民に伝統文化の素晴らしさを認識してもらう目的で開催されたもので、人間国宝10人の作品を一堂に集めての展示は初めてです。
展示場では3日間多くの人が沖縄コンベンションセンターを訪れ、最終日の今日、舞台劇場の入口は
開始1時間前から長蛇の列となりました。
沖縄には独特の文化と歴史があり、それぞれの分野で守り、維持し、技を極め、今日まで多くの作品を
残してきた10人の集大成は見る者をただ圧巻させるばかりでした。
沖縄の特産物で有名なサトウキビ。
写真はサトウキビ畑に囲まれた宮古島の製糖工場。
毎年1月から3月はキビの収穫期で、普段人影の少ないキビ畑には忙しそうにキビを刈る農家の人の姿を見かけることができます。
工場での1日の処理量は1700トン。トラックいっぱいに積まれたサトウキビがあっという間に砂糖になっていきます。
収穫し、畑から運ばれてきたサトウキビは、最初にカッターで細かく刻まれたあと、圧搾機で4回絞られます。
サトウキビを搾ったあとの汁を煮詰めて砂糖の原料になる原料糖と呼ばれるものが製品として出荷。
製造の工程で発生する沈殿物なども、肥料や土壌改良剤として利用されているようで、すごいことにサトウキビは捨てるところが無いそうです。
沖縄製糖工場(宮古)の地図はこちら。
沖展とは、「沖縄美術展覧会」のことで、毎年3月~4月の時期に沖縄タイムス社主催で催されます。
戦後、沖縄の芸術運動を創成、牽引してきた歴史ある美術工芸公募展となっていて、第60回となる今年は、浦添市民体育館と浦添市美術館で絵画、版画、彫刻、グラフィックデザイン、書道、写真、工芸が一斉に展示され、現在も開催中。
また、沖展草創期の作家作品を展示し、沖展60年の歴史を写真パネルで振り返る「沖展60回のあゆみ」コーナーを会場内に設けてあります。
浦添市では4月6日までですが、4月12日からは「やんばる移動展」が名護市二十一世紀の森体育館と名護市労働福祉センターで開催されるもようです。
「沖展60回のあゆみ」「やんばる移動展」共に、60回を記念しての特別企画ということです。
浦添市民体育館の地図はこちら。
知っている方も多いと思いますが、ハイビスカスです。
一般的に「ブッソウゲ」というらしいですが、「ハイビスカス」の呼称で親しまれ、沖縄ではそこら中で見かけることができます。
もともと雑種植物であるため変異に富んでいて、8000以上の園芸品種や雑種が知られています。
沖縄では一般的に赤色が多いのですが、写真のようなピンクだったり、黄色いハイビスカスもあります。
木の高さはそれほど高くなく、1~3mあまりで夏から秋にかけて開花するそうです。
寒さに弱いため、日本では南部を除き戸外で越冬できません。
ハイビスカスティーという飲料がありますが、沖縄では食用よりも観賞用。沖縄ではやはり「さんぴん茶」が主流です。
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宜野湾市にある人工ビーチ。沖縄コンベンションセンター、宜野湾海浜公園が隣りにあります。
宜野湾市は沖縄本島の中部に位置しますが、観光客はもちろん地元人も訪れ、また、他のビーチに比べ外国人も多く見られます。
駐車場やシャワー、更衣室などの施設も完備されています。
シーズンオフは遊泳できないものの、バーベキューエリアは通年を通して利用できるそうで、休みの日はいつもたくさんの人で溢れています。
天気のいい日には、散歩も出来る遊歩道も整備されているので、泳がなくても楽しめるところが憩いの場となっているようです。
宜野湾トロピカルビーチの地図はこちら。
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沖縄の道を歩いていると、あちらこちらに見かけることが出来ます。
「いしがんとう」と読むのですが、これはT字路や三叉路の突き当たり、
又は家の門前などに設置されていて、その理由が”魔物(マジムン)は
角を曲がるのが苦手”というところから来ているそうです。
シーサーに続く沖縄の魔除けとして、お土産にも重宝されています。
石巌當は中国福建省地方から、15世紀の半ば頃伝わりましたが、
実は16世紀末には日本本土に及び秋田、青森まで広がったとの
ことで、意外にも沖縄以外で見ることができるかもしれません。
(保証はできません)
写真の石敢當は小さなシーサーとセットになっていますが、形は様々です。
沖縄本島南部にある、豊見城市の埋立地・豊崎に新しく
できました。
現在、途中まで開通している、沖縄西海岸道路沿いです。
近くにはアウトレットモール、大型ショッピングセンターなど
次々と建物が建っていく中、子供たちの大好きな滑り台や
遊具の他に、バスケットボールのリング、テニスコートなどが広い敷地内にあります。
小学校の遠足で目的地になったり、地域のマラソン大会なども行われているようです。
周りはまだまだ平地で、発展途上の地域ですが、すでに多くの市民の憩いの場となっています。
豊崎にじ公園の場所はこちら。
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パパイア科パパイア属の常緑小高木です。
その果実も「パパイア」という覚えやすさ。
原産はメキシコ南部で、現在では多くの熱帯地域の国々で栽培されています。
まっすぐに伸びた茎の先に大きな葉が集中しており、樹高は約1mに達し、見てすぐにパパイアだとわかります。
日本では、沖縄で自生していますが、台風などに弱いため、生産量に不安定があります。
よって、タイやフィリピンから輸入する場合が多いそうです。
果物としては、ドライフルーツ、ジュース、シロップ煮などのデザートがありますが、
沖縄では野菜として扱われることが多く、千切りにして炒め物に使われます。
千切りされたものが袋詰めで売っていたり、すでに調理されているものが惣菜として店頭に並んだりするのは
沖縄ではスーパーでよく見かける光景です。
宮古島市平良字南西里にあり、宮古島のビーチの中でも有名なビーチです。
その名前も特徴があり、覚えやすいのか覚えにくいのか・・・。
漢字もあるそうで、「南長間」。
かつての平良の街を起点として、南側に位置する、
長い砂浜という意味でこう名付けられたそうです。
南(パイ・南のこと)長い(ナガ)浜(ハマ)が、なまって、「南長間(パイナガマ)」になったことが由来のようです。
このビーチは市街地、港が近いということで離島にしてはあまりきれいな方ではないです。
しかし、思い立ったときにすぐに行ける近さや、周辺に民宿やホテル、ゲストハウスなどがある理由で
市民の憩いの場となっているようです。
パイナガマビーチの地図はこちら。
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豊見城市瀬長から海中道路で繋がっています。ビーチ、野球グラウンド、バッティングセンター、ゲームセンターがあり、最近道の駅も新しく出来ました。
周囲1.5kmの小さな島ですが、休日にはたくさんの家族の憩いの場となっています。
那覇空港がすぐ隣りにあるので、着陸間近の飛行機を下から見ることができ、耳に響く音と共に巨大な物体が飛んでいるその光景は圧巻です。
夜になると空港の誘導灯がきれいな夜景となり、花火やビーチパーティースポットにもなっています。
瀬長島の海は他のビーチと比べてあまりきれいでは無いほうです。
多くの人が訪れることに比例してゴミも増え、それを目的に集まった野良犬や野良猫などをよく見かけます。
豊見城市は、この瀬長島に温泉ホテルを作り、観光客を誘致すると発表しました。
地元人の憩いの場がなくならなければいいのですが。
瀬長島の地図はこちら
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