嘉数高台公園~トーチカ~
4月 25, 2010
「トーチカ」とは、ロシア語で、鉄筋コンクリート製の防御陣地を指す軍事用語です。
嘉数高台公園は、沖縄戦時には激戦地となった場所で、日本軍が使用した「トーチカ」が今も残されています。
大きさとしては小規模なもので、嘉数高台公園にあるものは、コンクリート製のトーチカから続く洞窟、トンネルなどがあります。
1945年4月1日、北谷海岸から上陸した米軍にほとんど抵抗しなかった日本軍は、このトーチカで待ち伏せして、爆弾を抱えて体当たりする作戦で米軍戦車30台のうち22台を撃破しました。
24日の陥落までに、米軍の戦死者の大半はこの「嘉数高台の激戦」で出るほどだったそうです。