与那国に陸自 賛成多数
2月 23, 2015
日本最西端の与那国島で22日、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が実施され、即日開票の結果、賛成が632票で、反対の445票を上回りました。
県内紙がトップ一面で伝えています。
政府が掲げる南西諸島の防衛力強化の一環で、配備予定地では既に造成工事が進んでいるとのことです。
この投票には中学生も投票資格を持ち、中学生以上の未成年者は96人。
およそ1200人以上の有権者が「賛成」か「反対」か自らの考えに基づいて投票しました。
投票率は85%を超え、関心の高さをうかがわせています。
島が二分される事態となっていた与那国では、投票結果によって「また島が一つになればいい」との声も上がったそうです。
防衛省によると沿岸監視部隊は150人規模で、2016年3月末までに配備予定とのこと。