首里金城町の石畳
4月 12, 2008
首里城の近くに、金城町石畳という名称の道があります。
その名の通り石で敷き詰められた道なのですが、琉球石灰岩で造られた石畳となっています。
道の両側には昔ながらの赤瓦の家屋が多く、情緒あふれる散歩道は「日本の道百選」にも指定されています。
琉球王朝時代には、首里城から那覇港や南部方面へと通じる道路で、「真珠道」と呼ばれていました。
現在は、かろうじて戦火をまぬがれた約300mの石畳が残っています。
雰囲気は昔ながらの沖縄。眼下に首里の町を眺めることができるので、一度は通ってみたい散歩道となっていますが、結構急な坂道になっているので、雨の日などは注意した方が良さそうです。
ちなみに、NHK「ちゅらさん」に出てくる、那覇の古波蔵家はこの辺りだそうです。