スイジ貝で魔除け
5月 31, 2011
沖縄諸島や先島諸島では、昔から魔除けとして家の玄関や家畜小屋に吊るす風習があり、今でも民家などで利用されている「スイジ貝」。
浅い海の珊瑚礁などに生息していて、6本の長い突起が特徴です。
この形が「水」に似ていることから和名「水字貝」の由来にもなっています。
成貝は突起を含めて殻長24cm、幅16cmにも達します。
殻が固くて丈夫なことから、装飾品や貝細工の材料として利用される他、食用にもなるそうです。
名護市と宮古島市では市のシンボルに採用されています。