地球深部探査船「ちきゅう」が沖縄へ
10月 10, 2010
「ちきゅう」は、全長210m、56752トン。人類史上初めてマントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能にする世界初のライザー式科学掘削船です。
その船が沖縄に停泊しているとのことで、多くの見物者がその姿を一目見ようと集まっていました。
「ちきゅう」は、1995年に発見された那覇の北西約150キロメートル、水深約1000メートルの「伊平屋北フィールド」と呼ばれる地点(約300度の熱水が吹き出している)を掘削し、多様な微生物、有機物を採取して研究に取り組みます。
地球生命の神秘に迫るだけでなく、金属資源の解明も期待されている研究の掘削作業が、ここ沖縄で行われたということです。