オガサワラタコノキ
12月 17, 2009
「オガサワラタコノキ」は、タコノキ科の常緑高木。
原産分布は小笠原諸島で、アダンと間違えやすい木ですが、この種は「アダン」や「ビヨウタコノキ」に比べて気根の数が多く、また長く太いところが違うようです。
方言名は無し。
「タコノキ」というのは、幹から太い気根を多く出している形が蛸に似ていることからきているとされているように、「オガサワラタコノキ」も同じような姿形。
「アダン」が枝を横に広がるのに比べ、「オガサワラタコノキ」は割りとスマートに上に伸びていくようです。
耐潮風性が強いので、海岸端の植栽に向き、実際に海岸でよく見かけます。
また、「アダン」の実は食べることが出来ませんが、この果実は煮て食べる事ができるそうです。