浦添に住む奥間大親という貧しい農民が、森の川で水浴びをしている天女と出会い、羽衣を隠して帰れなくなった天女を家につれ帰りました。

その後二人の間に授かった一男一女が、遊んでいる際に羽衣を見つけ、天女は天に帰ります。

ここまでは童話の羽衣伝説と同じ内容ですが、森の川の羽衣伝説には続きがあります。

奥間大親の息子は、その徳をみこまれて勝連按司(かつれんアジ)の娘と結婚することになります。

息子は日本商人から鉄を買い求めて農具をつくり、村の百姓に分けあたえました。

村は豊かになり、国中に彼の名声がとどろき、国民の信望を得て国王となったそうです。

その息子こそが察度王(さっとおう)で、中国と朝貢貿易を行なった最初の琉球国王なのです。

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