isihiya-hasi.jpg石火矢橋は、方言でイシバーシ。豊見城城跡のふもとを流れる饒波川に架かっています。

一見どうってことのない、小さな橋ですが、琉球王国時代は重要な役割を担っていたそうです。

当時、倭寇の侵略に苦しんでいた琉球王国時代。外敵の侵入に備えるべく、首里城を出た軍隊を、砦となる屋良座森城まですみやかに派遣しなくてはなりませんでした。

そこで活躍したのが、石火矢橋を含む真珠道と呼ばれる道でした。

石火矢橋はもともと木の橋で、1694年に洪水で流された為、1697年に石橋に改築。

洪水の被害を軽くする為、橋の脚に三角形の潮切を設けています。

石火矢橋の地図はこちら。