テッポウユリ
5月 5, 2009
ラッパに似た形の花を咲かせているのはテッポウユリ。鉄砲百合とも書きます。
丈が50センチ~1mにも伸び、楕円形の葉っぱをつけます。
大きくて白い花が特徴で、茎の頂上から横向きに咲き、長さは10~15センチほど。
日本の南西諸島や九州南部に自生し、沖縄では宮古島の東平安名崎でいっせいに満開する景色が有名です。
開花時期は5月頃からとされていますが、暖かい気候のためか、毎年4月頃から花を咲かせ、観光の名所として一役かっています。
非常に良く似ているタカサゴユリ(高砂百合)は、葉っぱがテッポウユリより細めで花に白い筋があるかないかの違いで見分けることができます。
しかし、最近ではテッポウユリとタカサゴユリとの園芸交雑種が多く、変異も起きやすいとされていて、見分けることが難しいことも多いようです。