ホウオウボク

6月 6, 2008

本島南部の那覇市小禄~豊見城市の街路に、ホウオウボクが花を咲かせていました。

漢字で書くと「鳳凰木」。ジャケツイバラ科の落葉高木です。

原産はマダガスカル島で、主に熱帯地方で街路樹として植えられており、日本では沖縄でよく見かけることができますが、九州や小笠原諸島でも見かけるようです。

木の高さは10m~15m。シダのような葉をもっていて、初夏から秋に

かけて朱色の花を咲かせます。

ホウオウボクの果実(莢)は剣状になり、枝から長く垂れ下がります。

一言で言うと「巨大な“さやいんげん”」の果実は、長さ50~60センチほどになり、枝にたくさんぶらさがって

いて、その姿は少し不気味な感じがします。

実は、夜になると葉を閉じて眠るようなので、日夜を問わずホウオウボクを観察してみるのもいいかもしれません。